つくる(中上級)

AIで自分のWebサイトを3時間で公開する
【手順の全体像】

ホームページを持ちたい。でも制作会社に聞いたら20万円から、と言われた。あるいは、月々の維持費が気になって踏み出せない。

いまご覧になっているこのサイトは、AIにコードを書かせて作られています。サーバー代はかかっていません。年間の費用はドメイン代の数千円だけです。

この記事では、その作り方の全体像をお伝えします。

用意するもの

プログラミングの知識は要りません。ただし、ファイルとフォルダを扱える程度のパソコン操作は必要です。

なぜGitHub Pagesなのか

サイトを公開するには、置き場所(サーバー)が要ります。レンタルサーバーは月500〜1,500円ほどかかりますが、GitHub Pagesは無料です。

もともとプログラマー向けの仕組みですが、静的なホームページを置くだけなら難しくありません。広告も入りません。独自ドメインもつなげます。

手順1:AIに何を作るか伝える

ここが最大の分かれ目です。「かっこいいサイトを作って」と頼むと、誰の役にも立たないものが出てきます。

そのまま使える指示文「1枚もののWebサイトのHTMLを書いてください。

誰のためのサイトか:墨田区で◯◯をしている個人事業のお客様向け
いちばん伝えたいこと:◯◯
見た人にしてほしい行動:電話をかけてもらう
雰囲気:落ち着いた、信頼できる感じ
載せる項目:サービス内容/料金/よくある質問/連絡先

CSSはHTMLの中に書いてください。スマートフォンで見ても崩れないようにしてください。1ファイルにまとめてください。」

「1ファイルにまとめて」は必ず入れてください。ファイルが分かれると、初回の管理が一気に難しくなります。

手順2:まず公開してしまう

ここが独学の方といちばん違うところです。中身が完璧でなくても、先に公開します。

  1. GitHubで新しいリポジトリ(保管場所)を作る
  2. AIが書いたHTMLを index.html という名前で保存し、アップロードする
  3. 設定(Settings)の Pages を開き、公開元を指定する
  4. 数分待つと、インターネット上に出ます

公開してから直すほうが、確実に完成します。「完璧にしてから公開しよう」と思うと、永久に公開されません。

手順3:部分だけ直させる

ここが独学でいちばん詰まる場所です。「もう少しこうしたい」と伝えると、AIは全部を作り直してしまい、気に入っていた部分まで変わってしまう。

これを防ぐ頼み方があります。

そのまま使える指示文いま渡したコード全体は変えないでください。変更したいのは次の1点だけです。

『料金』の見出しの下にある表を、スマートフォンで横スクロールできるようにしてください。

変更した箇所だけを、前後の3行とあわせて示してください。」

「変更箇所だけ示して」と言えるかどうかで、作業効率が10倍変わります。

手順4:検索されるようにする

公開しただけでは、誰も見つけられません。最低限これだけは入れてください。

これもAIに頼めます。「このサイトのtitleとmeta descriptionを、◯◯という検索で見つかることを狙って3案ずつ書いてください」と伝えてください。

つまずきやすい3か所

先に知っておくと楽です ① 公開されるまで数分かかる。アップロードした直後は404が出ます。慌てず5分待ってください。

② スマホで崩れる。パソコンだけで確認して終わりにしないこと。必ず自分のスマホで開いてください。

③ AIが古い書き方をすることがある。「スマートフォン対応で、いまの標準的な書き方で」と一言添えると精度が上がります。

できないこと

この方法で作れるのは、情報を見せるサイトです。次のものは別の仕組みが要ります。

まとめ

  1. 誰のための何のサイトかを、AIに具体的に伝える
  2. 完璧を待たず、まず公開する
  3. 直すときは「変更箇所だけ示して」と頼む
  4. title と description を入れ、Search Consoleに登録する

最初の1サイトは3時間ほどかかります。2つ目からは1時間かかりません。

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