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はじめてのAI

AIは声だけで使えます【スマホの音声入力・シニア向け】

「打つのが遅くて、途中で嫌になってやめた」

AIそのものではなく、文字を打つところで止まってしまう ── そういう止まり方をされていませんか。

それなら、打たなくて構いません。AIは声だけで使えます

この記事では、スマホのマイクでAIに話しかける手順と、うまく聞き取ってもらうコツをお伝えします。新しいアプリを入れる必要も、設定を変える必要もありません。

声のほうが向いています

音声入力は「打てない人のための代わりの手段」だと思われがちです。ですがAIに対しては、声のほうが向いています。理由は三つあります。

ですから、打つ練習をしてからAIを始める必要はありません。順番が逆です。

手順は3つだけです

AIのアプリを開いたところから始めます。まだ入れていない方は スマホだけでChatGPTを始める方法 をご覧ください。

この3つだけ ① 文字を入れる欄のとなりにあるマイクのマークを押す
② ふだんの声で話す
③ 話し終わったらもう一度押して止める

止めると、話した内容が文字になって欄に入ります。送る前に、一度だけ読んでください。おかしなところがあれば、その場で指で直せます。

はじめてマイクを押すと「マイクへのアクセスを許可しますか」と聞かれます。ここは「許可」を選んでください。断ると声が使えません。

うまく聞き取ってもらう5つのコツ

1. 句読点は言葉で言う

「まる」と言えば「。」に、「てん」と言えば「、」になります。とはいえAIに頼むだけなら、句読点がなくても十分に通じます。ここは気にしすぎないでください。

2. 名前や地名はあとで直す

人の名前、店の名前、薬の名前は、聞き間違えられやすいところです。完璧に言おうとするより、話し終わってからその部分だけ指で直すほうが早く済みます。

3. ひと息ぶんずつ区切る

長く話し続けると、途中で切れることがあります。一文話したら少し止まる。これを繰り返すほうが確実です。

4. テレビを消す

音声入力は、まわりの音も拾います。テレビやラジオがついていると、関係のない言葉が混ざります。

5. 早口にも大声にもしない

人と話すときと同じ速さ、同じ大きさで十分です。大きな声を出すと、かえって聞き取りが悪くなります。

そのまま口に出せる例文

マイクを押して、このまま読み上げてみてください。

はじめに一言「これから声で話しかけます。聞き取りの間違いがあっても、意味をくみ取って答えてください。」

最初にこう伝えておくと、多少の変換ミスがあってもAIが察してくれます。

夕飯を決める「冷蔵庫に鶏肉とキャベツと卵があります。夕飯の案を三つ考えてください。作り方は短くお願いします。」
回覧の文をつくる「町会の回覧に載せる文章を作ります。秋祭りが十月十日の日曜日にあること、雨なら中止になること。この二つを四行くらいで書いてください。」
画面の意味を聞く「今スマホに『ストレージの空き容量がありません』と出ています。これはどういう意味ですか。やさしく教えてください。」

聞き間違えられたときの直し方

直し方は二つあります。

ひとつは、送る前に指で直す方法。短い間違いなら、これがいちばん早いです。

もうひとつは、そのまま送ってしまって、次の一言で直す方法です。

言い直す「さっきの『高齢』は『恒例』の間違いです。そこを直して、もう一度お願いします。」

AIは前のやりとりを覚えています。全部言い直す必要はありません。

気をつけていただきたいこと

ここだけは守ってください 話した内容は、そのままAIに送られます。ご自分やご家族の名前、住所、電話番号、口座番号、病院でもらった書類の中身は、声でも文字でも入れないでください。

もうひとつ。外で使うと、まわりに聞こえます。体のことやお金のことは、家の中で話してください。

そして、ここがいちばん大事なところです。声で楽に使えるようになることと、AIの答えが正しいかどうかは、別の話です。AIは、知らないことでもそれらしく答えることがあります。健康・お金・手続きに関わることは、必ずお医者さん、窓口、ご家族に確かめてください。

その間違え方については AIはなぜ堂々と間違えるのか に詳しく書きました。

まとめ

  1. 打てなくて止まっているなら、マイクのマークを押して話すだけで足ります
  2. 送る前に一度だけ読む。名前や地名の間違いは、そこで直せます
  3. 聞き間違えられても、次の一言で「〜の間違いです」と伝えれば直ります
  4. 名前や口座番号は声でも入れない。大事な判断は、人に確かめる

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